お店をにぎやかにしてくれたWeiさんのポップアップも明日でおしまいになってしまいます。
ユーモアと、見え隠れする可愛らしい日本語のニュアンス、美しい色、偶発的な線。
私だったら隅々まで綺麗塗って、はみ出しは白で修正してしまうかもしれない。
かすれもにじみも、Weiさんがこれで良い!と終わらせたところが完成で、その完成を決められるのが凄いと思う。
なかなか こういう事が皆 できなのです。
粘土作品は、平面とはちょっと違う趣で、混じりけのない新鮮な色が、綺麗に隅々にまで塗られ、仕上げにピカピカのニス塗装もしてあります。
そして、ぴったりのパッケージとタイトルが書かれた箱に入れられてる。
そう、ここまでやってWeiさんの作品、色と字とタイトルがかわいいんです。
「きちんと箱入っていて、すごいですね、大変でしたね」
とメールしたら
「大変でしたが、作品がそれぞれの家に収まったらとても良くなって嬉しい」
というようなお返事来て、それも可愛かった。
台湾で日本語を学んでいたWeiさん、大学卒業後は台湾で編集の仕事をしていました。
思い立ってやってきた日本でイラストを描き始め、イラストレーターとして歩み始めたばかりです。
これからが楽しみ、ウェイさんのご紹介ができて私はとても嬉しいです。