ドンタク玩具社さんからいろいろ、届いております。まだ全然すべてをオンラインでご紹介できてはいないのですが、盛りだくさんの可愛いものたち。
ペンギンの着ぐるみを着ていたのは(着ぐるみだったんだ!)サダヨシ君、ですって。
面白可笑しいようなこの子も、弥治郎系こけしの人気工人、星定良さん作。底には彼が生まれた日付も記載されています。
そしてこのクリームソーダ!
クリームソーダ‼
サラサラと手に気持ちの良い木のぬくもりは確かにコケシのそれ。
流し目のアイスクリームのチェリーをつまんで持ち上げてみると、渦巻き模様が。
そう、このアイスクリームの部分、独楽になる~!
ストローをキュッと外してアイスにさす!
工夫とユーモアがいっぱい詰まっているんです。
ドンタク玩具社さんのはじまりは2015年。
こけしの蒐集、こけしのいる東北の温泉巡りが趣味だという軸原ご夫妻が、有り余るこけし愛と情熱を持って始めたブランドです。ダンナ様のヨウスケさんはCOCHAEとして活動されていて、こちらも折り紙とかパッケージとか風呂敷とか、どこかでお仕事をご覧になったことがある人は多いと思います。「kokeshibook伝統こけしのデザイン」(青幻社/2010年)といった本も出されていて、そのコケシへの愛と造詣の深さは他の追随を許しません。
コロナの自粛生活の影響からか、私はいま家の掃除に余念がありません。服や本を沢山捨てています。
もともと、細々とした置き物が大好きなので、部屋の隅々に何やら訳が分からぬものが沢山置いてあるのですが、服は捨てても置き物は捨てない!たぶんこれから先もずっと捨てない。
ドンタクさんのものも、これから先どんな事があろうとも、絶対捨てないモノなんだと思います。
部屋の片隅で、どんな時代もどんな季節も、おとぼけ顔で時の流れを共に歩んでくれる存在になる気がします。